突然ですが、あなたは今日、どんな一日を過ごしましたか?
やらなければならない事はわかっているのに、メールや電話連絡、雑事務に追われ勤務は終了。
勤務が終われば飲み会に連行され、上司の武勇伝を聞かされ、気付けば終電。
頭の中では今日はこの仕事を終わらせよう、今日は帰ったらあれしよう。
結局出来ずにため息ばかり、そして最後には「まあ、時間がなかったから仕方ないかあ」
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この本の概要
この本では、「どうすれば限られた時間の中で生産性を向上させられるか」「自由な時間を作るにはどうすればいいのか」という問題に真正面からぶつかり、解消する為の方法について書かれています。
忙しい忙しいと毎日を過ごす方、どうすれば生産性が上がるのかと模索している方にうってつけだと思います。
僕もこの本を読んでから「時間の感覚」が圧倒的に変わりました。
今回は「重要だと思った箇所」「考えさせられた箇所」をいくつかピックアップしていきたいと思います。

一日は1440分しかない

世の中のたいていの人は時間管理を改善したいと望んでいる。
中略
しかし、時間と生産性に関して言えば、重要なことはたったひとつ、戦術でも奇術でもなく、思考の転換だ。
「時間は有限だ」って漠然と言われても実感が沸きませんよね。有限ね、ハイハイ。みたいな感じで。
けれど「1440分だよ」って言われるとどうでしょう。ハッとしませんか?
この本を読んですぐ、僕は悔やみました。本を読みたいと言いながらも通勤中にはネットサーフィン。
休憩中にはSNS。一体何分消費した!?
それからというもの「1440」という言葉が頭から離れなくなりました。時間はHPのようなものだと認識できたのです。普段は気にも留めませんでしたが、「時間は減っていく」のです。
しかしだからこそ時間を大切に使おうと思い、時間を制御できれば確実に人生は楽しくなる。と思いました。

朝目が覚めたら、頭の片隅で「1440、1439、1438」とカウントダウンを始めよう。これで、大成功した人々の習慣を身に着けるのがとても楽になるはずだ。
毎日1440分を実感できるようになれば、どんな人生が待っているのだろう?
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先延ばしをやめろ!未来の自分ほど信用できぬ者はいない。。

先延ばしとは、比較的簡単で楽しいことを優先し、重要だが気乗りしないことを後回しにする事を指す。
ダメだと思ってても、面倒だと先延ばしにしちゃう事ありますよねー。
最近は面倒なことからやろう!と心がけているので、減りましたが面倒なことは先送りにしたいのが人情。
興味ない業務の資料作りとか、形式だけの会議の調整とか。
ダイエット中ならランニングとか。雨が降っているからまた今度にしよう。ってね。
それでその後ランニングできてる人、見たことありません(笑)
こんな風にやろうと思っていたことを先延ばしにすると絶対に後でツケがくる。または後悔しますよね。
めったに先延ばしをしない人のほうが、高い生産性、幸福度、気力を申告する
ザ・クルーズ・グループによる2015年の研究より
後悔=やり残したこと、出来なかったこと。に対しての感情だと思っていて、先延ばししない人のほうが幸福だ!って上の研究結果には疑問も感じませんでした。
けれど後悔するってわかっていても先延ばしってのはしちゃうものなんですよね。
結果が分かっていても、未来の自分なら。。きっとやってくれるってね。

未来の自分は、正しい行動を取ると信用できる相手ではない。
先延ばし克服法 パートナーを作って約束をする
本著では先延ばしを克服するのに6つもの方法が紹介されていますが、僕が効果あるなーと感じたのはこれ。
一人で何かを習慣にしたり、達成するのって難しいと思うからです。やる時間やルールは自分次第ですし、いつでも変更可能。辞めたって誰にも咎められないし。(ただ後悔はしますが。。)
そこで、パートナーを作って約束するわけです。「8月まで腹筋割るよ、約束する」ってね。どうです?一気に責任感が増しますよね。もし達成できなかったら約束を破ってしまうわけですし、罪悪感を感じてイヤーな気分になっちゃいますよねえ。。
見栄っ張りな人ほど効果があるなーと感じたので、僕にはテキメンでした。
人との約束は破りたくないものなあ。。

早起きして誰にも邪魔されない「不可侵時間」を手に入れよう

大成功した人々は、自分にとって力やエネルギーの源となる朝の習慣を練り上げ、それを死守している。
朝がもっとも生産性を発揮できる。意志力が最も発揮される。というのは有名な話。
運動する時間がないならちょっと早く起きて運動すればいいし、読書したり、瞑想したりするのも良いですよね。
何より素晴らしいと感じたのは、朝は「誰にも邪魔されない時間」だという事。
家族はまだ寝ているし、友人からの連絡もなし。当然会社から何かを頼まれたりする事もない。
今は自分だけの物 であると実感できる。それが一日の初めにあることで、それからの時間に余裕が生まれてきます。
例えば 運動・読書を習慣にしたいと考えている方なら、朝それを終わらせてしまえば日中は仕事に集中できます。
仮にこれを夜に持ってくると、出来てない焦りから仕事もはかどらないし、飲み会等で予定が狂ったときには悪夢です。ストレスが溜まってしょうがないですよね。
なら朝にやっちゃおう!っていうのは理にかなっている気がしますし、朝の方が効率も良くなり、更にのびのびと出来るなら試してみても損はないのかなと思います。
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最後に この本を読んで変わったこと
「時間を制して、人生を良くしよう」これが著者の主張であり、伝えたい事であると感じました。
僕はいままで、「時間」は無限にあるものだと勘違いしていたんだなと、読後に感じ、同時にこれからは有限であるという事を意識して生活していこうと思いました。
読後から「1440」という数字がどこか頭の片隅にこびりついています。一日は1440分しかないのだ。そしてこの1440分の繰り返しが人生になる。そう考えたら今この瞬間を大事にしようって。
好きな事、大事なことに使おう。そう思っています。

それでは。