集中力をキープする。ポモドーロテクニックを使いこなすための方法を総括してみた

トロント大学の調査(2017年)
対象:17,621人の学生対象
実験期間:17週間
方法:全員に学校の勉強や試験対策用のオンラインプログラムを受けてもらい、それぞれの参加者がどれだけアクセスを続けたかをチェック。
結果:約50分後にパーフォーマンスが急激に低下した。

 

誰しもが1日中フルで集中状態だったらどんなにいいことか?と思ったことがあるのではないでしょうか?

しかし実際には、どんなに気合を入れても長時間集中状態を保つことができる人は少ないはずです。

何故なら上記したように、人の集中力は50分が限度と言われているからです。(何故集中時間が続くかないのか?という解説はこちら

そこで長時間集中状態であるためのテクニックとして、

  • 25分作業
  • 5分休憩

といった具合に「制限時間内で作業」→「短時間の休憩」を繰り返すテクニックの中に、「ポモドーロテクニック」というものがあります。

今回は、

  • ポモドーロテクニックとは?
  • ポモドーロテクニックの効果
  • ポモドーロテクニックの注意点とコツ

について書いていきたいと思います。

 

スポンサードサーチ

そもそもポモドーロテクニックって?

ポモドーロテクニックとは
「ポモドーロ・テクニック」という言葉を聞いたことがあるだろうか。仕事や勉強、家事などのタスクを25分間続けた後に5分の休憩を取り、そのサイクルを最大4回続けるという時間管理術のことだ
引用元:ニューズウィーク(リンク

ざっくりといってしまえば、生産性を向上させるための時間術のことです。
このポモドーロテクニック。実はコンサルタントのフランチェスコ・シリロという方が生み出したテクニックで、今では25分が一般的となっていますが当時は「作業時間:2分」からスタートしたんだとか。

  1. 25分作業
  2. 5分休憩
  3. 1.2.を繰り返す
  4. 4セット繰り返したら20-30分休憩する
  5. 達成タスクを記録する

というのが一般的な実施方法になります。

ここで重要なのが一つの作業に集中すること

メリットとして、

  • 集中力を鍛えることができる
  • 休憩→集中へのスイッチになる
  • 強制的にシングルタスクになる
  • タスク時間を管理、分析できる
  • モチベーション向上につながる

などが挙げられるかなと。

ポモドーロテクニックの効果

何故、このような効果が得られるのかといいますと、

  1. 時間を制限することで、「時間の重要度」を認識できる
  2. 中途半端がモチベーションをキープする
  3. 集中したと言う実感がさらなる集中を生み出す

まず、1.ですが、これは影響力の武器で言うところの「希少性」が働き、時間を限定することでその時間は貴重な機会に変換されるからです。人は限定の誘惑に非常に弱い生き物なので、短時間しかタスクに取り組めない。と言う制限が私たちに時間は有限だ。と言うことを再認識させてくれます。

また、人間は未来のことを予測したり考えたりするのがとても苦手な生き物。そのため「1日を使ってあれやこれやそれもしよう」と考えてもその精度は酷いもので大抵は失敗に終わるでしょう。

ですが「25分」でできることは?もしくは「ポモドーロ2セット(1時間)」でできることは?と考えるとどうでしょう?人によって予測は様々でしょうが、「1日は。。」と考えるよりも正確になったのではないでしょうか。

このように時間を区切ることで、普段は集中ができなくとも、集中して物事に取り組むことが出来るんですね。ついでにポモドーロのセット数をカウントしておけばタスクの時間管理もできます。

次に2.について。

ポモドーロテクニックは「集中→休憩」を繰り返し行いますが、ほとんどの場合25分でタスクを完了出来ることはないでしょう。つまり、区切りの悪いタイミングで作業が中断されるのです。

すると休憩に入る際に早く手を付けたい。タスクを終わらせたい。と言うモチベーションが湧いてきます。

このためスイッチを何回繰り返してもモチベーションが継続しやすいのです。

またやる気が出ない。今日はなんか調子悪い。といったやる気がない時でもタイマーをスタートさせることで強制的に作業を開始させることが出来ますのでやる気がない時ほど、このテクニックは有効だと考えます。

最後に3つ目。

人間はストーリーが大好きです。映画や小説。おじいちゃんの昔語りや、友達の身の上話など。思い返してみてください。誰かのストーリーを聞いたり話したりするのが会話のほとんどなのではないでしょうか?

これは太古の昔、人間が生存競争に打ち勝つために必要とされたからです。「この人はどんな行動をしてこんなに食糧を集めたんだろう」「同じような病気にかかる人がいるけどなんでだろう」などなど。。

今のように情報が多くない時代、物語は多くのことを知るための情報源だったのです。

何故このような話を出したかと言うと、ポモドーロテクニックを繰り返すことによって「集中できる自分」と言う自分の物語上のジョブを獲得できるからです。

「過去に集中したのだからまた集中できるはず」「ポモドーロテクニックを使えばまた集中できる」

このように、自分の達成した過去はストーリーとなり、強いモチベーションとなるのです。

スポンサードサーチ

集中力を持続させるための注意点とコツ

とはいえ、いざ実践してみると思うように集中が続かなかったり、休憩時間を余分に使ってしまったり。。

いろいろな障害があるかと思います。そこで下記には「ポモドーロテクニックを実践する上での注意点」についてまとめてみました。

ポモドーロテクニック実施する上での注意点

注意点
  1. 必ず一つのタスクに取り組むこと(メールチェックやネットサーフィンなど他のことは絶対にしない)
  2. 外的要因(自分ではどうしようもないこと ex.上司からの電話)での中断はこの際諦める
  3. 必ず時計に従う。何があっても時計に従う
  4. 休憩時間にスマホは極力見ないこと
注意点

基本的に決めたルールは絶対順守ってことですね。

シングルタスク&タイマー順守。

ただ、自分ではどうしようもない障害(外的要因)については諦めましょう。むしろ外的要因での障害を最小限にしておくことを心がけた方が良いです。

また休憩時間については何も考えないこと、脳を休めることを意識してください。スマホを見たり、他の情報を取り入れて脳を疲れさせるようなことをするのは厳禁です。せっかくの休憩時間に脳を疲れさせては本末転倒です。

集中モード→休憩モードになる時、脳は作業時間に行っていたタスクの情報を自動処理し、さらに多くのことを考えたり、理解したり、記憶できるようになるのです。

何故こまめな休憩が重要なのか?は上述した通りで人は短時間しか集中できないから。ですが他にも休憩にはこのようなメリットもあるんですね。

まとめ

  1. ポモドーロテクニックとは25分の作業時間と5分間の休憩を繰り返し行う、時間管理術
  2. 時間を区切ることでコントロール力を高める
  3. しっかりと休憩をとることで効果は最大化される

いかがでしたでしょうか。

このようにポモドーロテクニックは人間の設計に基づいた、時間管理術とも言えるかなと思います。

改めてまとめてみると休憩って大事だなあと個人的には思いますねえ。。何もしないことが何かを達成するために必要とはなんとも皮肉ですが。。

ではでは。

※当ブログでは「集中力」について詳しく解説しております。よろしければこちらもどうぞ。


凡人による集中力改善オペレーション

集中力を鍛えることは最も汎用性の高いトレーニングである。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です