LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 変化が当たり前の時代を生き抜くには

どうもだいちんぱんです。

今回は「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の書評記事になります。

この本では、

  • 長寿化する未来をどう生き抜くか。
  • 100年ライフをいかに楽しく生き抜くか。

について書かれている本です。

だいちんぱん
高齢化社会が怖い!年金とかも不安だし、将来どうなっちゃうの?
だいちんぱん
このまま現状維持の人生でいいの?後悔が残る人生にしたくない

という悩みを持っている方にはお勧めの一冊になります。

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5秒で読める忙しい人のための超要約

この本は

「長寿化する未来には、選択の機会が激増する。ポジティブに生きるためには、価値観や計画性ががより重要になる」

という内容になります。

この本を選んだ理由と目的

僕がこの本を手に取ったのは

  • 将来に不安を感じていたから
  • 長生きするというメリットを知りたかったから
  • 「人生をどう上手く生き抜くか」について知りたかったから

将来に対して不安を感じていたんですよね。

このまま人生終わってしまうのか。老後は年金うんぬんで不安だし、かと言って長生きしすぎても家族に迷惑をかけるんじゃないかーとか。でも死ぬのは怖い…とか。笑。

人生戦略の立て方とかにも興味はあったんですが、結構ネガティブな理由で本を手に取りました。

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本の概要

引用
あなたの100年ライフをつくる本

長寿化時代の私たちの人生には、経済、金融、人間心理、社会、医学、人口構成が影響を及ぼす。しかし、本書は、なによりもあなたについての本である。あなたが自分の人生をどのように計画するかが最大のテーマだ。

長寿化し100年ライフが当たり前になれば、従来のライフプランは根本から考えなおす必要がある。どうプランを立てるのか、どう生き抜けばいいライフ(人生)になるのか。経営学者であるリンダ・グラットンさんと経済学者であるアンドリュー・スコットさんが、ということを解説、提案しているのが本書になります。

日本語への序文

序章 100年ライフ

第1章 長い生涯ーー長寿という贈り物

第2章 過去の資金計画ーー教育・仕事・引退モデルの崩壊

第3章 雇用の未来ーー機械化・AI後の働き方

第4章 見えない「資産」--お金に換算できないもの

第5章 新しいシナリオーー可能性を広げる

第6章 新しいステージーー選択肢の多様化

第7章 新しいお金の考え方ーー必要な資産をどう得るか

第8章 新しい時間の使い方ーー自分のリ・クリエーションへ

第9章 未来の人間関係ーー私生活はこう変わる

終章 変革への課題

といった構成になっています。

3世代の人生をシュミレートして、そこから何が変化し、何が必要になるか。をケーススタディ方式で学べるので、理解しやすいのも本書の特徴です。

リンダ・グラットン

ロンドンビジネススクール教授で、人材論、組織論の世界的権威を持っている方です。「次の10年で最も大きな変化を生み出しうるビジネス思想家」や「世界のトップ15ビジネス思想家」に選出されるなど、経営学者のトップオブトップみたいな人ですねー。

64歳になっても大胆なテーマに挑戦する姿勢から、エイジ(年齢)とステージ(知識量、地位)の時代は終わったてるんだよーと言われているような気がしますよね。

こんな風に年を取りたいもんですなあ。

アンドリュー・スコット

こちらもロンドンビジネススクール在籍の経済学教授で、前副学長。

モーリシャス共和国の経済アドバイザーでもあるという、本書のいうところのポートフォリオワーカーを実践しているような人です。

ポートフォリオワーカーってのは、様々な活動をする人のことで、簡単に言えば複業マンのこと。教授やりながら経済アドバイザーってやるってもう異次元な気がしますが。

とまあ、ライフシフトは二人の学者の共同著作なんですねー。一人ではなく、二人の方の作品ということで、説得力もましているんではないでしょうか。

お二人とも実践している生き方ですしね。

内容の要約

ここからは本の要約をしていきます。個人的に重要だなーと思う箇所をまとめてみました。

長寿化のメリットを考えよう

「長寿化」と聞くとついデメリットを想像しがちではないでしょうか。

病気、年金、認知症、etc…

とまあネガティブなイメージがあると思います。

逆にポジティブに考えてみようってのが、本書のテーマの一つで、長寿化すると、

  • 長く生きられる
  • 様々なことを経験できる時間が増える
  • 自分の好きな事に打ち込める時間が増える

みたいなメリットもあるわけです。ついついネガティブなイメージをしてしまいますが、それらにはしっかりと対策をしていけば、これまでの人たちよりも人生の満足度は高まりますよと。

第1に老化の問題。これは科学と医学が解決してくれそうです。健康な期間は年々伸びているそう。

1984-2004の20年間で85-95歳のアメリカ人のうち、体が不自由とされている人の割合は22%から12%に減っているというデータもあります。

テクノロジーは年々進歩していますし、未来にはもっと健康な人が増えることは簡単に予想できます。

健康な時間が上記したようなメリットを享受できるわけですねー。

変化のスピードは早くなりつつある

ムーアの法則をご存知でしょうか。

IBMのゴードンムーアは「半導体の集積率は18か月で2倍になる」と発言しました。

どういうことかというと、ざっくりいえば、テクノロジーは年々、指数関数的に進化していくよってことです。

テクノロジーが進化すれば当然変化のスピードも上昇していきます。

テレビ、冷蔵庫で驚いていた前の世代は、こんなにもグローバルな社会になるとは考えていなかったでしょう。

今ではIotやAIなど、人の仕事を機械が代行してくれるような時代に近づいているほどです。

これから先の時代では更に思いのよらないような変化が待ち受けているはずで、従来のような生き方はできなくなると考えた方がよいでしょう。

従来の生き方は、

  1. 教育
  2. 仕事
  3. 引退

3ステージあると言われています。

ですが、現在このような3ステージの生き方をすることは年金問題や社会情勢的に現実的ではありません。

これからはマルチステージの時代がスタンダードになり、人生における選択のシーンは増えるでしょう。

すでにそういった生き方をしている方も多いです。メンタリストDaiGoさん、堀江貴文さん、落合陽一さん、etc…

だんだんと時代が変化しつつあるんです。

長寿化によってアイデンティティはより大切になる

長寿化した時代で最も大切なものは「アイデンティティ」です。

上記したように、3ステージの生き方ができなくなるという事は、マルチな人生を生きることになります。

例えば、

大学卒業 → 大企業入社 → 引退 でよかったのが、

大学卒業 → 1年間自分探しの旅 → 起業 → ヘッドハンティングで企業のポストにつく → 同時に起業したり、複数の企業の役員になる → 引退

のような柔軟性と成長を求められるようになってきます。

そこで、選択の指標になるのが「アイデンティティ」です。別名価値観。

変化、選択の際に自分ならではの基準があると、良い選択をしやすくなりますし、なにより後悔のない選択をできるようになります。

以前では前の世代の後ろを歩いていればいい時代でしたが、これからは自主的に何かを決めるシーンが増えてきて、人生の転機は1回や2回ではなくなります。

受動的にではなく、自主的に選択をすることが大事になってくるですねー。

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感想と気づき 印象に残っていること

印象に残ったことを書いていきます。

スキルとマネーのサイクルを回せ

マネーがなければスキルを磨けないし、スキルがなければマネーを稼げない。

スキルとマネーのバランスと再投資が大事なんだと本書は主張していまして。

変化の多い時代を乗り切るには、義務教育・大学ではもう不十分だろうと。もっと自己投資したり、ネットワークを拡大しなくては、将来は暗いものになってしまうかもしれないってんですねー。

恐ろしい限りですがこれには納得。普段通りサラリーマンやってることの漠然とした不安ってありますもんね。企業という盾がなくなったらどうなっちゃうの?とか。

幸い、長寿化の時代ですので時間はたっぷりあります。自己投資して自分の知識を増やしていきたいなあと思います。

エイジとステージで考えるのはもうやめだ

引用
未来は過去の延長線上にない。

年齢と知識や地位を切り離して考えよう。そこを繋げてしまうと色んな偏見が湧いてきて良い事はない。と本書では紹介されているんですよねー。

今まではエイジ(年齢)でその人がどのステージ(地位)にいるのかを判断できましたが、これからはマルチな生き方がスタンダードになるので、年齢ではその人のことを測れない。

一緒に考えてしまうと、65歳と聞くともう引退してんのかな。とか。脳機能もスキルも落ちてるんじゃないかとか。消極的なんだろうなとか。色々ネガティブなイメージが湧いてきちゃいます。

ですが実際は65歳で起業とかもありえちゃう時代になってくるわけです。

脳機能は鍛え続ければ問題ないですし、スキルは逆に習熟しているでしょう。現在は世代間での分離と対立で溝があいてしまっていますが、それを埋めることができれば、双方にメリットはあるのではないでしょうか。

高齢者は若さと挑戦心を。若者は習熟と経験を。

僕は高齢者に偏見を持っていたので見直したいなーと思いました。ちゃんと話し合えば切磋琢磨できるんですよね。

レクリエーションからリ・クリエーションへ

引用
平均寿命が延び、無形の資産への投資が多く求められるようになれば、余暇時間の使い方も変わる。時間を消費するのではなく、無形の資産に時間を投資するケースが増えるだろう。レクリエーション(娯楽)ではなく、自己のリ・クリエーション(再創造)に時間を使うようになるのだ。

常に変化するために、自身のリ・クリエーション(再創造)が必要になると。

無形の資産てのは、

  • スキル・知識
  • 健康・身体能力
  • 自己理解・人的ネットワーク

のことで、娯楽ではなく、これらにお金と時間を使っていこうぜーと言っているんすよね。

人的ネットワークに投資して、自分が目標とするような人たちのコミュニティを構築すれば、成長できるでしょうし、勉強すればスキルや知識を身につけられるでしょう。

いずれにせよ、環境や知識に投資することは、生き抜くために必須になってくるんだよーと。

なりたい自分になるためにもこれらは必須ですよね。

最近環境の力を身に染みて感じていますんで、すごく腑に落ちた次第です。

リ・クリエーションの良いところは、楽しいことです。

環境が変わったり、新しい知識が身に着いたり。目標に少しづつ近づいている感覚と時間を有効に使っている感覚はとても気分がいいものです。

まとめ 100年ライフを楽しく生きるために自己投資しよう

というわけで、今回は「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の書評でした。

長寿になることで社会や政治は変わっていく。長寿になって時間が増える。選択が増える。変化は当たり前になる。

本書を読んでより、自己理解と自己投資が大切だなと思い、未来に希望を持てました。

様々な視点から将来を予測しているので、とっつきやすいってのも本書の良いところだと感じています。

本書を読んで、僕は社会科学と経済学に興味が湧きました。

内容が濃くて、将来を考えるときに何度でも読み直したいなーと思わされる最高の一冊でした!

それでは。

 

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